2023/05/17 10:50

まず押さえておきたい!種類ごとの基礎知識と味わいの特徴

ワインは、大きく分類するとその色合いから、赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン。そして発泡性のスパークリングワインといった種類に分類することができます。まずは、それぞれの特徴について簡単に説明します。


赤ワイン

黒ぶどう(身近な例では「巨峰」)を原料として、果汁と果皮を共に発酵させたワインで、ぶどうの果皮から得られるエキス分により色合いが赤いのが特徴です。「タンニン」と呼ばれる渋み成分が豊富にあり、どちらかというとしっかりとした味わいのものが多いのが特徴です。


白ワイン

白ぶどう(身近な例では「マスカット」)を原料として、皮や種を取り除いて果汁のみを発酵させたワインで、黄緑色や黄色がかった透明な色合いが特徴です。皮や種を用いないので、「タンニン」による渋みはほとんど感じられず、どちらかというとスッキリと引き締まった味わいのものが多いのが特徴です。


ロゼワイン

ロゼワインは、赤ワインと同じく黒ぶどうを原料としたワインですが、醸造の際の違いによって赤ワインのような濃い色ではなく、綺麗なピンク色に仕上がったものです。白ワインと赤ワインの特徴を兼ね備えたのが特徴で、スッキリとしたものからしっかりとした味わいのものまで幅広いのも面白い点です。


スパークリングワイン

スパークリングワインは、ワインの中に炭酸ガスが含まれているものを指します。ワインはぶどう果汁が発酵してアルコールに変換される過程で炭酸ガスが発生しますが、このガスを逃さずに液体に溶け込むように作ったのがスパークリングワインです。



【ソムリエが教える】種類別!おすすめ赤ワイン3選

以上の基本的な知識を軽く頭に入れていただき、次は実際にワインを選んでみましょう。

今回はワインを飲み始めたばかりの初心者の方に楽しんでいただきやすい、親しみやすい味わいで人気のあるものを中心にお選びしました。


フルボディでおすすめの赤ワイン

しっかりとした味わいのフルボディのワインをご紹介します。


モンテプルチアーノ ダブルッツォ


・料金: 1,700+税

・商品情報

- 液体容量: 750 ml

- アルコール度数: 14.0%

- 果実 %: モンテプルチアーノ

- 原産国: イタリア

・商品の特徴

フルボディの赤ワインで最初におすすめするのはこちらの一本。イタリア中部、アブルッツォ州の「モンテプルチアーノ ダブルッツォ」です。黒に近い非常に濃い赤色で、香りも味わいもとても濃厚で力強く、この価格にして素晴らしい味わいです。


・購入先URL

https://albywine.base.shop/items/73864238


ミディアムボディでおすすめの赤ワイン

程よい重さでバランスの良いワインをご紹介します。


グレープリパブリック ロッソ

・料金: 2,700 +税

・商品情報

- 液体容量: 750 ml

- アルコール度数: 

- 果実 %: スチューベン71%, デラウェア19%, ナイアガラ10%

- 原産国: 日本

・商品の特徴

フレッシュでイキイキとしたいちごやラズベリーのような香り。味わいも同じくフレッシュで、赤ワインでありながら渋みや酸味を感じにくい、非常に飲みやすいスタイル。


・購入先URL

https://albywine.base.shop/items/73864302 


ライトボディでおすすめの赤ワイン

軽やかで飲みやすく繊細な料理にも合う赤ワインをご紹介します。


ウッディ・ルージュ


・料金: 2,200+税

・商品情報: 

- 液体容量: 750 ml

- アルコール度数: 10.7%

- 果実 % : メルロ70%、カベルネフラン6% カベルネソーヴィニョン24%

- 原産国: 日本

・商品の特徴(100~200文字程度)

まずはこちらの一本。山形県上山市のウッディファームさんが手掛ける赤ワイン。日本ワインらしい柔らかく繊細な印象のある味わいで、和食のような優しい味わいにもよく合います。2018年からすでに5年ほど熟成されており、飲み頃のこなれた味わいがとってもお勧め。


・購入先URL

https://albywine.base.shop/items/73864455


まとめ

ワインは星の数ほど種類がありますから、特にワイン初心者の方は「どれを買ったらいいかわからない・・」と悩んでしまうと思います。今回はソムリエである筆者が、タイプや価格別に自信を持っておすすめできる赤ワインを選びました。美味しい!と思える一本に出会うお手伝いができたら大変嬉しく思います。